ウチのシステムはなぜ使えない

ウチのシステムはなぜ使えない SEとユーザの失敗学 (光文社新書)

ウチのシステムはなぜ使えない SEとユーザの失敗学 (光文社新書)

著者曰く、ユーザー側がSIerをどう扱うか、という問題意識で書かれた本とのことです。ユーザー側とベンダー側の対立をかえってあおりかねないほどに、一貫してSIer(というかSE)に対してシニカルな立場が貫かれています。
ただ、SEは文章が書けないとか、SEはコミュニケーション能力が低いとか、事実と一致しているかは別としても、お客様がSEの問題点として意識しているかもしれない点を、SEとして事前に学んでおくのは決して無駄ではないと感じました。