最近見た映画
フィクサー(Michael Clayton)
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勧善懲悪というほど単純ではないのですが、どちらの作品でも、「よい仕事」をやり遂げた男が、緊張をほどいた瞬間にふっと漏らすほほえみが、何ともいえずにカッコイイと思います。(うまく表現できていないのですが、ストーリーをばらさずに書くためには、これ以上具体的には書きづらいものがあります)
作品としての全体的な完成度で言えば、「トラフィック」の方が、はるかに高いものの、本作もハードボイルドな映像を楽しめました。
ボーン・アルティメイタム(The Bourne Ultimatum)
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Bourneシリーズの脚本家であるトニー・ギルロイが初監督を務めたのが、上記「フィクサー」なので、片方が好きなら、もう片方も好きな人が多いのではないでしょうか。
HERO 劇場版
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なお、一応はテレビとのストーリー上の繋がりがあるものの、綾瀬はるかや中井貴一が出てくるシーンは、一切不要だったような気がします。本作は、よほどのファンでない限りは、わざわざDVDを借りなくても、テレビで放送されるのを待ってから見れば十分な作品であると思うのですが、テレビ映画の放送枠に合わせて切り詰める際に、カットする場所の候補として最右翼なのは、綾瀬と中井のシーンだと思います。
アイ・アム・オメガ(I am omega)
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この記事によると、アメリカでは脚本家まで巻き込んだ論争が起こっていたようです。以前、「インディペンデンスデイ」が公開されたときも、A・C・クラークの"3001: The Final Odyssey"と酷似したシーンがあり、クラーク本人が後書きで弁明をしたというエピソードもありました。
そういえば、「アルマゲドン」と「ディープ・インパクト」も同時期の映画でありながら、コンセプトが似通っていましたね。これらについて同様の議論があったかどうかは知りませんが、個人的には、「ディープ・インパクト」でモーガン・フリーマンが大統領役だったのが、たいへん印象的でした。10年前には、黒人の米国大統領などあり得ないことのように思えたものですが、いままさに民主党の予備選挙を舞台に、それが現実的な可能性となっていることを考えると、隔世の感がします。*1
*1:大ヒットドラマシリーズの「24」でも、大統領は黒人です