戦場でメシを食う

戦場でメシを食う (新潮新書)

アフガニスタン，サラエボ，アルバニア，チェチェン，アチェ，イラクの5地域について，筆者が取材中に口にした食事についてのルポタージュ。メニューとしての食事よりも，食べるという行為そのものについて。
10年以上前に読んだので記憶が定かではないが，類書としては，辺見庸の「もの喰う人々」の方が，ずっとよく書けていて，おもしろかった記憶があるが，本書も知らない地域の知らない人々の暮らしを垣間見ることができて興味深かった。

もの食う人びと (角川文庫)