粛正の朝

Gmailのメールボックスに飛び込んでくるアラート系/ニュース系のメーリングリストのうち、着信時点ですでにTwitterRSSリーダー経由で情報が手に入っていたり、興味がなかったりして、読まずに捨てているものが多いことに気がついたので整理してみました。inboxが溢れているのは精神的にも作業効率的にもよろしくないので、20分ほどの作業の対価として得られたものは大きかったと思います。

同時に大量に購読停止を行うと、同じことを実現するためにも様々な方法があることが分かって勉強になりました。メモがてら簡単に整理してみます。

  • 一発停止

メール文中のリンクに、こちらのアカウントやアカウントを表す文字列が含まれていて、そのURLを叩くだけで解除が終わる。簡単至極で最速の方法ながら、「解約が終了しました」というメッセージしか表示されない場合が多いので、誤ってクリックしてしまった際に再度登録する手間が面倒ではないかと思う。その点、Herokuのnews letterは気が利いていて、「お客様のメールへの送信を解除しましたが、取り消す場合はここをクリックして下さい」というようなメッセージが表示された。

  • 一発停止 + 確認

上と同様にリンクにアカウント情報が含まれているものの、クリックすると「"foo@example.com"の購読を停止しますがよろしいですか。」という確認が出て、「確認」や「送信」というボタンを押すと購読停止が成立するもの。一手間多いようだが、誤ってクリックしてしまった場合でも操作を取り消すことができるので穏当だと思われる。

  • 購読停止ページへのリンクのみ

アクセスすると、ブランクのテキストボックスがあって、そこに自分のメールアドレスを入れてフォームを送信すると購読停止ができるタイプ。少し困ったのが、学生時代に購読したものなどは受信アドレスが大学のものだったりして、当たり前ながらGmailアドレスを入力するとエラーが出てしまった点。一度メールボックスに戻って、何のアドレスで受信しているかを確認する必要があるのが億劫に感じた。ただ、業者側からすると、不必要な顧客情報をメール本文に盛り込まないようにするという配慮なのかもしれない。メールを転送した場合でも、このパターンなら最初の受信者を隠蔽できる。

  • ログインしてからメール受信設定をするもの

オンラインショッピングの会員などとしてメールを受信している場合は、ログインを求められることが多い。その中でも、メールの文中に、直接メーリングリストの管理画面へのリンクを提供してくれているメールと、「購読を停止するためにはログイン後に"個人設定"から設定して下さい」とだけしか書いていない不親切なものがあった。

  • 特定のアドレスにメールで申請する

もっとも購読停止の敷居が高かったのは、メール文中に書いてあるメールアドレスに対して「受信停止を希望する旨」を記入して連絡せよ、というタイプ。担当者の方も気の毒な感じがする。刺身タンポポの比ではない。今回整理したメーリングリストの中で「PFU ScanSnapニュース」だけが本方法を取っていた。

  • (管理システムにメールを送る)

本文に"unsubscribe"などと書いて管理用アドレスに送信すると自動的に購読が解除されるタイプ。昔はOSS系のメーリングリストで多かったような気がするものの、今回は一つもなかった。


あと、購読停止について確認が来る場合と来ない場合も業者によって分かれていて興味深かったです。