TOEFL申込み

さる事情により,特定の期限までにTOEFLを受験する必要ができました。高校生のときに,一度受験しようとしてbulletinを入手したことはあったのですが,公式のTOEFLを実際に受験するのは今回が初めてです。

早稲田大学の旧理工学部においては,通常,学部1年生のおわりに英語の成績評価のためにTOEFL-ITPを受験させられるので,その経験はあるのですが,それはテスト形式がPBTだったので,あまり参考になるとは思えません。TOEFLは,その後CBTに形式が変化し,さらに今やCBTも廃止されて,現在ではiBTという形式になっています。そのiBTでは,公式サイトの説明を読んだ限りでは,一番の特徴として,試験分野に"Speaking"が入ったそうです。

昔は大学生協か洋書を売っているような大きな本屋でbulletinをもらってきて,郵送で申し込むのが基本だったのですが,今はETS推奨の申込み方法でもあるのですが,オンライン申込みが利用できるようになっています。ただ,便利になったものだと感心したのも束の間で,このオンライン申込みこそが曲者でした。というのも,昨晩から,起きている時間中はずっとアクセスし続けているのに"Maximum number of users reached. Please wait for a few minutes, then try to login."という表示が出てしまって,ユーザ情報の登録すらできません。
好奇心までにOnline Registration用サイトのURLからpathを消してドメイン名だけでアクセスすると,"Sun ONE Web Server"のdefaultらしきページが表示されるし,怪しいことこの上ないなどと思いながら,午前中もひたすら"a few minutes"おきにRetryボタンをクリックし続けていました。そして,ついにようやく先ほどになって申込むことができました。イライラしつつ,申し込めないのではないかという不安な気持ちで同じ画面ばかりを見つめて過ごしてきたので,最後にクレジットカードでの決済を終えた瞬間には,達成感すら覚えてしまうほどでした。

申込み時期が遅かったせいで,すでに都内の会場はすべて埋まってしまっていて,埼玉県は越谷の文教大学まで行くことになってしまいましたが,とりあえず申し込むことができて一安心です。
「不戦敗」を喫するわけにはいきません。


ちなみに,昔は英語で書かれたbulletinを理解してから申込書に記入する必要があったので,英語力の低い人にとっては,テスト以前に申込み自体が一苦労だったと思うのですが,オンライン申込みでは,すべて日本語で手続きが済むようになっていました。これは,複数言語のパンフレットを印刷したり物理的に配送したりする必要がないという点でオンライン化のアドバンテージを活かした改善点であり,便利になったと言えるかと思います。


2007-04-12 追加)
朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/article/20070411000057
という記事が出ていました。