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英語の「書ける」と「話せる」

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これはあるかな、と思ってます。

 

英語には単語ひとつひとつの発音として辞書に書かれている発音と、日常会話として文章の中で出てくるときの別の発音方法とが併存していて、ニュースやスピーチの英語と比べてネイティブ同士の日常会話では後者が頻発します。他にも要素がありますが、結果として、ある程度文法や語彙の力もあるし、ゆっくりなら自分の言いたいことも言えるのに、なぜか相手の英語は聞き取りづらいという非対称な状況が発生する気がします。

自分の場合、どうしても話が聞き取りづらいネイティブスピーカーの同僚がいたのですが、たまたま彼の話している英語の録音があったのでそれを何度か繰り返して聞いてみた結果、英語の言語としては確実にそこにあるであろう音をそもそも発音していないパターンが多いことに気がつきました。ネイティブスピーカー同士でも、彼の英語は若干もごもご聞こえるようで、会議で聞き直されたりしているのは見かけるのですが、こちらの耳とか理解の問題ではなく、そもそもこちらが英語の字面から想定している音が物理的に届いていないにも関わらず、他のネイティブや英語生活の長い社員は全く問題なく伝わっていることがあるとわかったのは目から鱗が落ちる思いでした。

いくつか教材的なものを探した結果、Jenniger ESLというYouTube上の英語講座での説明がとてもわかりやすかったです。Fast speechという切り口で、発音が脱落したり変化するパターンを色々と説明してくれます。

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なお私の勤め先ではノンネイティブばかりだったりするので、はっきりと単語単語を発音する同僚が多く、実は、この発音問題で苦労する機会はあまり多くありません。ノンネイティブ同士は、凝った言い回しもしないので、その意味でも会話が楽ですね。

年次評価

こちらへ来て初めての年次評価がありました。

会社が同じとはいえ、日本を出た上で、これまで携わったことのない仕事をしても普通に通用するのかという点が一つの個人的な勝負ポイントだったわけですが、マネージャーから見た評価としては一応の合格点をもらえたようで、昨年今頃から始まった「渡航プロジェクト」がようやく一段落ついたという気がします。

とはいえ、課題がない訳ではありません。自覚もあるところですが、peer feedbackでも一貫して指摘されたのが、もっと会議で発言すべしという内容でした。英語についての自信を深めることが大切だと思っていますが、特に同じようなメンバーの中では「こいつは発言しない」という見方が固定してしまってからでは遅いので、いわゆる一つの射撃しつつ前進をする必要がありそうです。

SM断ち

特殊な性的嗜好を我慢しているということではなく、social mediaを断つという実験をしています。自分の場合、Social Mediaで流れてくる情報を見ないようにするということに加えて、FacebookTwitterへの投稿に連なる思考パターンを排除するという2つの要素があります。

業界的にはsocial mediaを通して有益な情報が流れてくることも多いのは事実で、social mediaに費やしていた時間が無駄だったと言い切るのは難しいのですが、新しい国で生活したり、子供が増えたり、色々なことに時間を費やさざるを得ない(あるいは、費やしたい)なかで、social mediaの優先順位が相対的に低くなってきていました。本来は、子育てとか、アメリカ生活とか、そういったものとsocial mediaは同列に比較される対象ではなく、social mediaは文字通り媒体として機能するはずのものなのですが、自分にとってsocial mediaの上で費やされる時間の多くがテレビ的な受け身の時間だったことは否めませんでした。そこで、自分にとってのsocial mediaとしては、「テレビの時間を減らす」というのと同列の議論として時間削減の対象となりました。

そして、ごくわずかな受け身ではないsocial mdeiaとの使い方である投稿(ポスト、ツイート)についてですが、振り返ってみると目の前の<何か>に対してsocial media上でのニュースバリュー的なものを絶えず考え続けている自分がいたような気がしています。Likeの数などは深く考えたことがなかったのですが、これについて知りたい人がいるだろうかということは気になっていました。モノゴトについてFacebookの友達やTwitterのfollowerへ提供できる価値を考え続けると言うことは、それ自体に意味がない訳ではありませんが、他人の物差しを気にし続ける行為であるという点で、これも今の自分がやりたいこととして高い優先順位をつけるようなものではない気がしました。

調べてみるとFacebookを断つために様々な工夫をしている話を目にしましたが、自分の場合は少しの工夫をするだけで、iPhoneに触れたり、webブラウザを開くたびにFacebookにアクセスしていた手癖はすぐに直りました。まだ2週間ぐらいですが禁断症状も出ていません。工夫というのは、各サービスへのアクセスに必要な手間を増やす、という単純なものです。具体的にはパスワードを暗記し得ないほど長大複雑なものに変更した上で、各ブラウザでログアウトしてしまいました。アクセスしないことが常態化すると、もはやパスワードの控えを調べてログインするのは面倒です。そしてタイムラインやストリームを見ないことが普通になると、続いて投稿意欲については自然に減退しました。

ここまで書いてきて、ソーシャルメディア的な<広く浅く>のつながり方について自分の中で相対的な価値が下がったのは年をとったせいもあるかもしれないと感じました。家族が元気であれば他人など適当でいいではないか、と本心から思っているのかもしれません。(そんな単純なはずはないですが。)その一方でsocial media断ちと前後してblogを書きたいという気持ちが沸々と沸いてきています。この2つの変化が同時に起きているのが偶然なのかどうかも今ははっきりとは分かりません。自分は、いつまでこのblogを書き続けるのでしょうか。

アメリカのチャイルドシート

アメリカは州ごとに細かな規定が異なったりしますが、小さい子供をクルマに乗せるにあたってチャイルドシートの利用が義務づけられている点については日米変わりません。

昔々のチャイルドシートはシートベルトのみで据え付けるものでしたが、最近ではチャイルドシート専用の器具で固定するものが多くなり、日本でも車そのものにもISO-FIXの設置が義務づけられたりしています。アメリカではISO-FIXの元となったLATCHという規格がデファクトスタンダードで、ほとんどの市販チャイルドシートがISO-FIXではなく「LATCH対応」を謳っています。この「LATCH対応」のチャイルドシートですが、私から見ると課題があるように感じます。クルマに埋め込んである金具との固定にストラップ(ひも)を使ってと固定するタイプが多いのですが、チャイルドシートを安定させるためには、このストラップをかなり強く締め付ける必要があり、設置の難易度が高いです。また不安定さを補うためのテザーアンカーが付いているのですが、これの取り付けを忘れている場合も少なくないようです。

日本で売られているISO-FIX対応のシートで、チャイルドシート側の骨組みから直接金属のレール上の金具が伸びていて、それをクルマの金具へガチャリと固定できるタイプのものがありますが、それをストラップタイプと対比してRidged LATCHと呼ぶそうです。金具で固定されるのでチャイルドシートはしっかりと安定し、それでいて取り付けに必要な時間もずっと短いです。このタイプは日本だと簡単に手に入りますが、残念ながら通販でも店頭でもアメリカではほとんどみかけません。

私がアメリカで1つめに購入したチャイルドシートも、やはり「LATCH対応」でToys"R"UsやAmazon.comでもよく売れている標準的なチャイルドシートだったのですが、ストラップで固定するものでした。かなり頑張ってストラップを締め上げたつもりでも、高速道路のランプなどで強めの横Gがかかると、チャイルドシートがグラグラと左右に大きく傾くことがあり、保護性能に不安を感じました。(沈み込みの大きなクロスシートだったせいもあるかもしれません。)結局、この「LATCH対応」のチャイルドシートを数ヶ月使った後で、日本でも馴染みのあるMaxi-CosiのRidged LATCHタイプをアメリカ国外から輸入して取り替えました。(実はアメリカでもMaxi-Cosiのチャイルドシートは普通に販売されているのですが、なぜか大半がストラップのLATCH対応です。)

ちなみに購入先はドイツの通販サイトで海外発送してくれているところを使いました。年の瀬のホリデー・シーズンに注文しましたが3週間ほどで西海岸まで届きました。送料は約80 EURでした。全く同じ型番であるにもかかわらずドイツでの販売価格が日本と比べてずっと安かったこともありあまり気にしませんでしたが、もしかするとメキシコやカナダなど近場から更に安い送料で手に入るかもしれません。

www.kidsroom.de

ところで、米国内で販売されていないチャイルドシートは、厳密に言うとアメリカの基準に合致していないものもあるため、警察などに問題視される可能性があるという指摘も目にしました。テザーアンカーの有無あたりが問題になる可能性があるようです。新たに輸入したものに限らず、日本から持ち込んだものも注意が必要かもしれません。